6月の快晴の土曜日、横浜アリーナに行きました。 角松敏生さんの35th Anniversaryのコンサートです。 5年前の30thはちょうど仕事があって行けなかったため、なんと10年ぶりの横アリ・・・ 新横浜駅は新幹線に乗るためによく利用していたが、下車するのも10年ぶり・・ 駅前はまったくきれいになっていました。 角松さんのコンサートそのものは十分に心の栄養になりましたが、この日の一番の収穫は、 久しぶりに村上ポンタ秀一さんのドラムを見れたことでした。 楽器素人の私にはプロの方の演奏はすべて美しく聞こえるのですが、 ポンタさんのドラムは何か違います。心にズドンと来るというか、そのオーラなのか。 責任問題だらけの現世においては、「俺に任せろ」的な頼りがいのある上司というのもいなくなってしまいました。 むしろ、責任を押し付けてきそうな方ばかり。。(実際にそうでしたが。笑) そんな中で、ポンタさんの「俺について来い」的な存在感は、本当に魅かれます。(あくまで妄想ですが) 今回は遠くから見ていたこともあり、見逃してしまったのかもしれませんが、 1987年からポンタさんのドラムを(角松さんのライブで)見てきた私にとって、 演奏途中にスティックが宙に舞う姿がとても格好良かったのを憶えています。(おそらくスティックの交換なのでしょうが、宙に舞ったのを見た時にはすでに新しいスティックで何事も無かったようにに叩かれていたのも格好良かったです。) そして、角松さんの35th Anniversaryの副題は「逢えて良かった」 さすがにお互い、年取ったなと思わせる副題ですが、もう二度と会わなくなる人も多い中で、結構大切なことだと染み入りました。 |