が、数回催されました。いずれの講演も私自身は接したことのない業界のため、興味深く拝聴しました。某鉄道会社の方の講演では廃食油からセッケンを作る話がありました。同じ材料から反応を変えればバイオディーゼル燃料も作ることができることは私の授業で紹介しました。今度は、学生さんから事業企画提案の回がありますので、楽しみにしています。発表する学生さん達のご健闘をお祈りします。そういえば、私の尊敬するアーティスト(角松さん)のFM番組(80.0, Sat. 21:00-21:30)のスポンサーが、この鉄道会社です。ちなみにこの番組中のこの鉄道のCMに角松さんの「See you again」が流れていますが、このCM、小田急線の車内とか駅とか、他でも流れているのでしょうか?(歌詞が私の実体験に近すぎて涙なくして聴けない(笑)) 次に、某新聞の女性記者さんのお話も拝聴しました。「肩パッド」、えぇ、私はよくわかります(笑)。そんな同世代(少しお姉さんかな?)の女性が、性別のため業務上とても苦労をされてきたことを心苦しく拝聴しました。思えば、学祖の下田先生も明治維新後のそれこそ女性の社会進出のとても厳しい時代に様々な苦難を乗り越えて、女性の自立を目指して本学を開校されました(「きらりうたこ」、読みましたか?)。 時代は変われども、性別によって仕事内容が変わらない社会の実現、そして出産、子育てといった男女共同参画社会の実現には、歩みは進んでいても、まだ乗り越えなければならないことは多いようです。本学の学生さん達には、学祖が目指されてきた社会の実現に活躍できるように、その学びに少しでも多く協力したいと思います。 ところで、この女性記者さん(そして学生諸君の親御さん)同様、バブル時代に大学生だった私にとって、(私は極めて地味な学生生活だったため、その恩恵には与っていませんが(笑))、その頃には想定されなかった格差社会が今、広がりつつあります。通信、法、技術、情報などが進歩して、日本人の精神は豊かになったのでしょうか? |